top of page
求人広告合同会社.png

求人広告合同会社

2024年12月の労働市場の動向と2025年2月以降の採用戦略、企業が取り組むべき人材確保の施策とは?

更新日:3 日前

採用活動


2024年12月の労働力調査(総務省統計局発表)によると、日本の労働市場は引き続き成長を続けています。就業者数は6,811万人(前年同月比+57万人)と29か月連続で増加し、雇用者数は6,181万人(前年同月比+67万人)と34か月連続で増加しています。


また、正規雇用者数が3,658万人(前年同月比+66万人)と14か月連続の増加を見せる一方で、非正規雇用者数は2,179万人(前年同月比-4万人)と2か月連続の減少となっています。企業の雇用戦略がより長期的な人材確保にシフトしていることが明らかです。


2025年2月以降、企業がどのような採用戦略を取るべきかを本記事で解説します。


 

1. 2024年12月の労働市場の動向


就業者数6,811万人(前年同月比+57万人) → 29か月連続の増加

雇用者数6,181万人(前年同月比+67万人) → 34か月連続の増加

正規雇用者数3,658万人(前年同月比+66万人) → 14か月連続の増加

非正規雇用者数2,179万人(前年同月比-4万人) → 2か月連続の減少

完全失業者数154万人(前年同月比-2万人) → 5か月連続の減少

完全失業率(季節調整値)2.4%(前月比-0.1ポイント)


💡 2024年12月の労働市場の動向では、完全失業率が低下し、求職者の確保がさらに困難になる可能性がある。企業は、求職者に選ばれる採用戦略を強化する必要がある。


 

2. 男女別・年齢層別の就業動向


✅ 男女別就業者数

  • 男性の就業者数3,698万人(前年同月比+13万人)

  • 女性の就業者数3,112万人(前年同月比+43万人)


💡 女性の就業者数の増加が顕著であり、特にフレキシブルな働き方の需要が高まっている。


✅ 年齢層別完全失業者数

  • 15~24歳:20万人(前年同月比+1万人) → 若年層の雇用が安定

  • 25~34歳:35万人(前年同月比-1万人) → 転職市場が活発

  • 35~44歳:27万人(前年同月比-4万人) → 雇用安定が進む

  • 45~54歳:31万人(前年同月比+3万人) → ミドル層の転職希望者が増加

  • 55~64歳:29万人(前年同月比+3万人) → 定年後の再雇用が増加

  • 65歳以上:12万人(前年同月比-4万人) → 高齢者の求職活動が減少


💡 45歳以上のミドル層の転職希望者が増加しており、企業はこの層をターゲットとした採用戦略を強化することが重要。


 

3. 雇用形態別の動向


  • 正規雇用:3,658万人(前年同月比+66万人) → 14か月連続の増加

  • 非正規雇用:2,179万人(前年同月比-4万人) → 2か月連続の減少

  • 役員を除く雇用者に占める非正規雇用の割合37.3%(前年同月比-0.5ポイント)


💡 企業は非正規雇用の割合を減らし、長期雇用を見据えた採用を強化している可能性がある。


 

4. 業界別の採用動向(2024年12月)


📈 雇用が増加した業界

  • 医療・福祉(+34万人) → 介護・看護職の需要増加

  • 教育・学習支援業(+21万人) → 教育改革とオンライン学習の普及

  • 宿泊業・飲食サービス業(+25万人) → 観光業の回復


📉 雇用が減少した業界

  • 製造業(-21万人) → 海外生産シフトの影響

  • 建設業(-16万人) → 若年層の確保が進まず人手不足が継続

  • 農業・林業(-13万人) → 労働力不足の深刻化


💡 医療・教育・観光業界では採用競争が激化。一方、製造・建設・農業では人手不足が深刻化している。


 

5. 2025年2月以降の採用市場の展望


1. 女性雇用の増加 → フレキシブルな働き方の提供が必須

  • 企業はリモートワークや時短勤務を強化する必要がある


2. 45歳以上のミドル層の転職希望者が増加

  • 企業は「即戦力採用」として経験豊富な人材を積極的に確保するべき

  • 給与・福利厚生の充実が求められる


3. DX・医療業界の採用競争が激化

  • 即戦力人材の確保が課題になり、待遇面の改善が不可欠

  • 採用スピードの向上が求められる

💡 企業は「女性・ミドル層・DX人材」を意識した採用戦略を構築するべき。


 

6. 企業が取るべき採用戦略(2025年2月以降)


✅ ① 女性向けの採用ブランディングを強化

📌 企業がやるべきこと

  • リモートワーク・フレックスタイム制の導入

  • 育児・介護支援制度の充実


💡 「女性が働きやすい職場」をアピールすることで、優秀な人材を確保しやすくなる。


✅ ② ミドル層向けの即戦力採用

📌 企業が強化すべきポイント

  • 経験者採用の強化

  • 社内研修・資格取得支援の充実


💡 「経験豊富な人材を活用する環境」を整備することで、人材確保がスムーズになる。


✅ ③ DX・医療業界の採用競争に対応

📌 企業が見直すべきポイント

  • 採用スピードを短縮し、迅速に優秀な人材を確保

  • 待遇改善(給与・福利厚生)を進める


💡 「待遇×スピード」が専門職人材確保のカギとなる。




 

Comments


bottom of page